キルマー 解釈。 ヴァル・キルマーVal Kilmer バットマンbatman Top Gun トップガン ウィロー 石膏品 男前インテリア ビリーザキッド 等身大 顔 フェイス

キルマー 歌ってみた-遊 [ニコニコあっぷる]

キルマー 解釈

カテゴリ• 赤髪、赤眼、三つ編みの美しい女性。 『紗痲』 は Kalmia が組織のリーダーGuiを殺害した罪で刑務所に連れてこられたところからスタートしているようです(推測) 刑務所内では囚人Kalmiaと看守Clay poolがメインとなり絡んでいくことになります。 この段階でなぜ筆者が Clay pool を「キルマー」のLivaraと同一人物としているのか、また 女性としているのかをお話ししたいと思います。 まず同一人物と考えると幾つかの疑問もしくは違和感の壁にぶつかります。 それは前作「キルマー」のLivaraは三つ編みであり女性の外面をしていました。 この点から別人なのではという多くのコメントがあるのも事実です。 しかし筆者は前作からLivaraが 彼女のために身を挺して守ってきたことを考慮にいれました。 Livaraはその容姿の美しさからかKalmiaより先にGuiに連れてかれました。 Guiの看守に選らんだ女性たちの容姿から、 美しい女性である必要があったと考えられます。 ですから彼女は三つ編みの女性として立ち振る舞っていました。 しかし今作の舞台は刑務所である点を念頭におきました。 刑務所にはすでに KalmiaやGuiの周辺人物についての情報が流れていたかもしれません。 この仮定が正しければLivaraは 名前だけでなく姿も変えなければならなかったでしょう。 また看守たちの統一されたショートカットから 頭髪に対する規律があったのかもしれません(刑務所によっては警官に模範的な髪型を義務付ける場合があります) さらに今作の タイトル下に登場した三つ編みをKalmiaのものではなく、 Livaraの「切り落とした三つ編み」として考えるならば一層辻褄が合うように思えます。 以上の点からClay poolとLivaraが同一人物であると筆者は考えました。 あくまで一つの考察であり断定するものではありません。 別の問題、もしくは違和感となる点は刑務所にやってきたKalmiaを見たときの Clay poolの反応です。 まるで初めて彼女を見るような反応やLivaraが見せないようなウブさが見られます。 しかし彼女のもともとの性格や能力を考えてみると幾つかの類似点があります。 まず彼女は 周囲を欺くほどの冷静さと演技力を持っていると推測できます。 なぜなら「キルマー」時代に Kalmiaへの特別扱いをGuiやArmisからも問題視されませんでした。 さらに 用意周到な裏切りと手段は今作においても見られています。 こうした点からも同一人物であると判断しました。 最後にClay poolが女性であると考えた点についてお話しします。 MVの中盤まで男装をしている彼女ですが、服を脱いだときに さらしのようなものを巻いているのを確認できます。 また脱走時には 彼女に胸があることもわかります(詰め物の線もあるが) そして幼少期のフラッシュバックやその時の英語のフレーズからも女性であると解釈しました。 フラッシュバックの内容は長髪の彼女と少女のシルエット4人が映し出されているものでした。 そのすぐ後には 「Clay kissed me! 」つまり 「Clayが私にキスしてきたの!最低!」と述べています。 彼女は 幼少期からのレズビアンであり、長い間この点に苦しめられてきたのだと解釈できます。 長くなりましたが、登場人物や疑問についてお話しすることができました。 続く部分から歌詞の考察を始めていきたいと思います。 『紗痲』の意味とは 「しゃま」と読ませている漢字は存在しません。 しかし「しゃま」というひらがな表記の言葉は 「小利口な女を罵しっていう詞」です。 今回の歌詞全体はClay poolについて述べられている点から「小利口な女」とは 彼女のことを指すのでしょう。 そして「罵る」のは 彼女自身、もしくはKalmiaのことだと思われます。 タイトルの漢字2文字を分解してそれぞれの意味を考えてみました。 「紗(しゃ)」は 生糸の織物の一種です。 「織り目がきわめて粗く、軽くて薄い」という特徴もあります。 上記の特徴は今作においてのKalmiaの性格とマッチします。 「キルマー」時代の酷い仕打ちから彼女の性格は一変してしまったようです。 織り目が粗い生地のように 「周囲にいる人を何でも通して受け入れて」しまいます(魅了する面で) さらに軽くて薄い生地は彼女の 軽薄さと類似しています。 この点は自分を助けたClay poolを裏切り置き去りにした点からも理解できます。 「痲(ま)」とは 「しびれる」ことに関係した言葉です。 これは周囲の人たちを 痺れさせるKalmiaの魅力や立ち振る舞いを示唆しているのかもしれません。 また「キルマー」においての 蠍の毒を暗示していた可能性もあります。 しかし『紗痲』においてこの線は関係性が薄そうです。 上記をまとめると、タイトルをひらがな読みで考えるなら Clay pool 、漢字で考えるならいずれもKalmiaという印象を持ちました。 『紗痲』歌詞の意味 運命と破滅を司る女性 横縞纏う 囚人ファム・ファタール 有象無象搾り Juiceを呷る 夜な夜な酔な 火遊びで 縊死する 女児の蝋が溶ける頃 『紗痲』 の歌詞冒頭では囚人Kalmiaについて述べられています。 「横縞纏う 囚人ファム・ファタール」とはなんでしょうか。 「横縞」は彼女の身に付けている 白黒の横縞模様の服を示唆しています。 類似した表現である 「邪(よこしま)とも掛かっている言葉です。 「ファム・ファタール」とは フランス語であり、男にとっての 「運命の女」「宿命の女」という意味があります。 また、男を 破滅させる魔性の女(悪女)も表す言葉です。 原語は男にとってのとなっていますが、今作では女性であるClay poolにとって Kalmiaがそのような存在であると言えます。 「有象無象搾り Juiceを呷る 夜な夜な酔な 火遊びで 縊死する」という表現からも、Kalmiaが 他の囚人たちと毎晩、関係を持っていた点を理解できます。 まさに縫い目の粗い生地のようです。 立ち込める違和感の暗雲 違和感が残業している 空空が寂寂している 淡々とさ こうべ垂れた末に はい論破って 乾坤一擲 サレンダー 御利口 離合 利己的に ポジよりネガを誑す ここではClay poolが感じている違和感について綴られています。 「違和感が残業している」とは彼女の職務とかけた表現のようであり、 心にずっと違和感が留まり続けていることを示唆しています。 違和感の要因はKalmiaです。 キルマー時代と比べて彼女には 純粋さや悲嘆の様子が全くありません。 むしろ 大人びた魅力と妖艶なオーラを身に纏っています。 そうした点は Clay pool の好みに合致していたのかもしれません。 彼女は Kalmiaを救出するため、先に刑務所に勤務していたものと筆者は考えています。 ですからこの時点で彼女に好意を抱くということは、冷静さを欠くことになり周囲からも怪しまれます。 「乾坤一擲(けんこんいってき)」とは 「運命をかけてのるかそるかの大勝負をすること」です。 彼女がここで大勝負と思っているのには少なくとも2つの理由があると考えました。 1つは 「刑務所からの救出」が大勝負だという点です。 これはごく自然な考え方でしょう。 2つめは 「彼女の性格」についてです。 彼女は刑務所内でのKalmiaの行動を見ています。 それは明らかに自分の知らない一面であり好印象として受け取れなかったでしょう。 現在の軽薄な彼女であれば、 大事な局面で裏切る可能性があることも冷静な彼女なら想定できると思います。 ですから大勝負だと述べているのだと解釈しました。 「ポジよりネガを誑(たら)す」とは彼女の ポジティブな考えとネガティブな考えのことを示唆しているようです。 そして 「 誑(たら)す」とは 「うまいことを言って誘ってだます」ことを意味するので彼女はネガティブな考え、つまり 「脱獄に失敗したら」「彼女に裏切られたら」という考えにうまい理由をつけて考えないようにしたのでしょう。 それは自らを騙す行為に等しく冷静な彼女らしくない思考でした。 護身から誤審へ 上っ面な愛を愛と呼べんなら 如何せん僕はフールみたい 『話したいこともない』って言うから そこで護身だと気付いたの 上っ面な君を肯定したんなら 僕の立つ瀬とは何処へやら 焦れったい玻璃とファンデーション 舌を曝け出してさ まるで犬 上っ面な愛を愛と呼べんなら 如何せん僕はフールみたい 『話せないこともない』って言うから そこで誤審だと気付いたの 上っ面な愛を愛と呼ぶんなら 如何せん僕がヒールみたい お別れのキスも何杯目 邪 見透かされて まるで犬 まるで犬さ ここでは Clay pool が自らのことを罵っています。 自分の名であるpoolと掛けて 「fool」つまり 「バカ」だと言っています。 それはKalmiaの表面的な部分に惹かれてしまった自分について述べているようです。 彼女は心の声が 「話したいこともない」と言うのを聞きました。 それに対して彼女は 「護身だと気付いた」と述べています。 彼女は周囲の人たちに 自分達の関係性を知られないように、また自身の感情が高ぶらないようにするために心がそう言ったのだと思います。 しかし歌詞の後半では心が彼女を 「離せない」ことや 「話せないこともない」と変化していっていることを表現しています。 ここから彼女の心がどんどん Kalmiaに傾いている点を理解できます。 「犬」とは時に悪い意味で使われることがあります。 英語 「dog」は 「卑怯なやつ、見下げたやつ」という意味があり、自身を魅了するKalmiaに対し彼女がそう評価したのかもしれません。 また自分自身を見下げてそう言った可能性もあります。 最終的に見え透いた罠にはまった彼女はKalmiaから裏切られ自身が牢屋に入ってしまいます。 その姿はまるで犬小屋に入れられた犬のようでした。。 まとめ いかがだったでしょうか。 記事の半分を同一人物談議で占めてしまいました。 でも重要な部分だったので力説しました(バランス悪くて申し訳ない) 本当に多くの考察がなされておりイラストやライナーノーツからも付加的な情報を得ることができています。 現時点で発想がワールドワイドなのに三部作目が存在するとか、凄すぎて頭が追い付きません(笑) 本考察はある分野の正当性を述べたり断定するものではありません。 あくまでいちファンとして熱弁をふるっているものと考えてくだされば嬉しく思います。 是非、自分はこういう線で考察してみたというコメントをお寄せください。 煮ル果実さんの三部作目にも期待し注目していきたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました。

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ポエムという卓越した言葉の世界 ~易しい英語の詩をご紹介~

キルマー 解釈

紗痲は、キルマーで主役となる女性「KALMIA カルミア 」が囚人となりそこで出会う看守 男性 との物語です。 女性は真面目そうな若い看守を魅了し、看守と立場を入れ替わり脱獄を達成します。 MVではキルマーにも関するような意味深なシーンが何度も登場しています。 左から Gui Oakes ガイ・オークス Livara リベラ Armis アルミス :意味は兵器。 解釈に入る前にサソリ座の神話に触れます。 サソリ座の神話のあらすじ サソリ座はギリシャ神話に登場したオリオンを刺したサソリが元になっています。 オリオンは誰よりも強い男性で自分より強い者はいないと威張っています。 天界の神々は自分たちの恩恵を忘れて傲慢になっているオリオンに怒ります。 そこで神々は1匹のサソリをオリオンの下に送り込み、オリオンは苦しんだ果てに亡くなってしまいます。 そして星になった後のオリオンは、サソリを避けているため さそり座が西に沈んで見えなくなる秋にオリオンは姿を現して さそり座の見えない冬の間だけその姿を輝かせていると言われています。 実際にキルマーではカルミアが ガイ・オークスに囚われて、カルミアに刺されるシーンが描かれています。 サソリと同じ運命をカルミアが辿っていることがわかります。 それでは歌詞の解釈に進みます。 キルマーはどの時代の話? イントロで主人公のカルミアが振り向くシーンがあります。 振り返る瞬間に一瞬表情が別人のようになり若くなったように見えます。 不安そうな少女の面影のようにも見えますよね。 また振り返るという言葉は「過去を振り返る」ともよく使うことからもカルミアの昔の話だと解釈できます。 捕まった少女 MVでは囚われているカルミアの姿がわかります。 足に枷が付いている状況からも酷い状況が想像できます。 カルミアが若い時代は、そんな囚われの身で過ごしていたと解釈できます。 逃げた先にある地獄 下賎の面から遥々 韜晦 とうかい 韜晦は、自分の才能を隠し、くらますこと。 姿を隠すこと。 を意味します。 カルミアは捕まった後誰かと逃げ出したことがMVと歌詞からわかります。 【歌詞の意味】 滅多矢鱈:手当たり次第 選り択り抜く:選び出す カルミアの周りの他人は、何かを手当たり次第探し出そうとしている様子が歌詞に描かれています。 それは何なのかが次のシーンでわかります。 カルミアは人間ではない。 捉えられる理由は? ロンが片手に持っているものは何かの「ツノ」だとわかります。 これはカルミアに付いているツノにそっくりだと気づきましたか? 群衆はカルミアのツノを狙っていることが推測できます。 カルミアは同じ容姿をしている女性と逃げていることからも、 カルミアは珍しい人種?種族?で綺麗だからといって迫害を受けているのではないでしょうか? 実際にMVでは、よく見るとツノのある人たちが襲われているシーンが描かれていることがわかります。 悪党に狙われた「カルミア」 【歌詞の意味】 ・先見の明:事が起こる前にそれを見抜く見識 ・hooligan:悪党。 カルミアたちは、嘆願しても悪党たちに追われることとなります。 お母さんかお姉さんに抱きしめられているカルミアがMVには描かれていて カルミアの肉親は、悪党の男によって撃たれてしまいます。 隷従されたカルミア 今が生涯 最の底辺だって憂いたくなるよな MVが歌詞に連動していて、現状のカルミアの状況を歌っているように感じます。 「隷従」の言葉が歌詞にあることからもカルミアは男性に捕まって支配されてしまいます。 ベルベットロープの意味 破られたベルベットロープ ベルベットロープは、ハリウッドなどで見る赤絨毯の横に置いてある区切りの綱を意味します。 ベルベットロープが破られたというのは、カルミアにとって大事な何かが切れてしまったことを意味するのではないでしょうか? ここで推測できる 大事なものはカルミアにとっての「希望」だと推測できます。 「はいはいこれが運命だって吐き捨てる」など 諦めている節を歌詞から想像できます。 男性には2人の従者 男性の従者には印象的な二人がいます。 左はリベラ、右はアルミス。 アルミスはカルミアと同じ種族だと考えられる少女で髪色やツノが生えていることがわかります。 もう一人は白髪の中性的な女性です。 逃げられない少女は... 救いなどない中で少女はもう抗うすべがなくなってしまったと悟っています。 少女のツノが目的だとするとそれを取るなど、酷いことをされることがわかります。 『熱が潰えるまで仕様がないから観ててやる』 ベットの上で ガイ・オークスがカルミアに告げます。 この歌詞の後に 『I'll take care of you until you die. 』 お前の命が尽きるまで面倒見てやる こちらが本心だと考えられます。 逆に捉えれば「死ぬまで一緒だ」ということだと解釈できます。 カルミアにとっての希望を無くそうとしていることがわかります。 また、ベッドシーンの前にカルミアと同じ種族のアルミスが恨めしそうに睨んでいるシーンがあります。 これはカルミアに対する嫉妬なのでしょうか... ? カルミアに忍び寄る魔の手 アルミスがカルミアに対してピンクの液体を飲ませようとします。 そして、もう一人の白髪の従者であるリベラが飲もうとしたカルミアを止めようとします。 アルミスは兵器を意味することからも、カルミアにとって良い存在ではないことが名前から示唆されています。 歌詞に「毒牙」ともあることから、カルミアの命が狙われていたと解釈できます。 そして、ワインの液体を剣にかけていることからも次はカルミアが毒殺しようと考えていると想定されます。 毒の剣で舞いう。 サソリが牙を剝く 安全策は無い この地獄から抜け出したいのさ 〜 少女は舞った 地獄から抜け出すために、カルミアは毒の剣で舞います。 そして男性を刺す中で、カルミアの肉親と男性が倒れる姿が重なります。 カルミアは泣きながら喉元に剣を突き当てます。 「断ち切るわベルベットロープ」 カルミアの意志で嫌な思いと向かい合う姿が描かれています。 紗痲への続きが連想される終わり 男の従者であった白髪の女性リベラは最後にカルミアの手伝いをし カルミアを最初に捕まえようとした男性の従者ロンを倒しています。 この顔に見覚えがありませんか... ? 紗痲に出てきた看守にそっくりなんです。 その名前は Clay Pool: clayは粘土。 poolは水溜りを意味する。 直訳すると泥水、泥沼。 このクレイ・プールはまた物語に続く重要人物なのでしょうか? 紗痲で「気付かないワケも無いんだよな」という歌詞がありますが これはカルミアのことを知っているという意味が含まれているなども推測できます。 気になる裏事情・伏線 ヲズワルドと同じ時間帯で動いていた!? カルミアさんはヲズワルドにちゃっかり出演しているんです。 ヲズワルドとも今後物語が絡み合っていくかもしれませんね。 ぜひヲズワルドを見てみてください ナンバー6の手錠は... ? 1番の後の間奏に「手錠と6のマーク」が男性の部屋に転がっています。 このとき男性は遠い目をしています。 意味深な印象を受けるこのシーンですが、何らかの伏線になるのでしょうか... ? まとめ 今回は「キルマー」を解釈しました。 キルマーには、カルミアの知られざる過去がありました。 カルミアの明るい顔の裏にも悲惨で悲しい運命があったのですね。 解釈の後にぜひまたMVも観てみてくださいね! 最後まで読んでいただきありがとうございます。

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煮ル果実『キルマー』歌詞の意味を考察・解釈

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かつて深窓の少女は無自覚モーション 痛い位に溢れた狂気を吸って 凄惨な修羅場で一糸も二糸も纏わず 熟れる 獲る 得る 煩悶 下賎の面から遥々 韜晦 とうかい 外連 面被 備えた令嬢のvirgin 群衆は目をつけ矢鱈滅多ら 耽溺して選り択り抜く 先見の明は低迷だ 嘆願の甲斐なくhooligan 煽情が明滅 酩酊 奪って去って嗤う 今が生涯 最の底辺だって憂いたくなるよな 都合良く天網なんか存在しないやって 判明したのよ 隷従 隷従 はいはいこれが運命だって 吐き捨てる分からず屋 そこに愛は無い 愛は無いと 喚いていた 破られたベルベットロープ 宵 ふらふら嘆いて歩いていた 救いなど無いと解っていた 全てを悟ってしまいそうだった 御伽噺みたい だって 観客様は さぞ楽しいでしょうね 五月蝿い 『熱が潰えるまで仕様がないから観ててやる』 制裁も毒牙も畏れぬ馬と鹿に 付ける薬餌は無い 爛々騒ぐ有象無象すり抜けて 淡々放つ言動 救いのない 渇いた眼には業火が咲いた そうね さよなら 今が生涯 最の底辺だって憂いたくなるよな 都合良く天網なんか存在しないやって 判明したのよ 隷従 隷従 安全策は無い この地獄から 抜け出したいのさ 此処に愛は無い 愛は無いと 願っていた 少女は舞った 『仕様がない』ってもう一回ぐらい 言わせてやるよ なあ 卦体な衝動 見抜けないで 油断 クランベリーに溺れる 不埒なhooligan はいはい何も問題ないわって 吐き捨てる少女が 故に愛は無い 愛は無いと 悟って歌う 断ち切るわベルベットロープ 戻らないベルベットロープ 煮ル果実さんの映像が毎回1本の映画のようであり、ストーリーや登場人物への考察は多岐に渡ります。 動画コメント欄は感想と並ぶほどの考察コメントが集まっており、作品に対する注目度の高さがうかがえます。 曲調はハイテンポで軽快なメロディーで構成されています。 物語の躍動感や興奮を忠実に伝える音使いだと感じました。 今回は登場人物と前作との比較を終えてから歌詞考察を始めていきたいと思います。 ピンクの長髪、赤眼、2本の角。 ・Armis 看守の1人であるピンクの3つ編み女性。 2本の角。 両目の下にホクロ。 Livaraよりも前にアラクランに捕えられガイ仕えている。 密かにガイに好意を寄せている。 看守の1人。 白髪の3つ編みの女性(後に解説)緑眼。 ・Ron Guiの手下。 ボスであるGuiの指示で動いている。 大雑把な性格故にガイに怒られる。 続いて時間軸について考察を述べたいと思います。 今作『キルマー』は物語の最初であり、前作『紗痲』へと続いていくのだと筆者は解釈しました。 以下のようにストーリーの流れを組み立ててみました。 舞台となる街の治安は悪く、蠍の刺青が入ったマフィアが女性や子供、そして角や赤眼を狙っていました。 まだ幼かった2人は教会に匿われていたのでしょう。 この時、Guiの銃によってHannaの姉と思われる人物が撃たれて殺されます。 姉と推測したのは、庇うという勇敢な行動と母というには歳の差が無かった点を根拠にしています。 Ronに捉えられたHannaはGuiの処分を待つ間、牢屋に監禁されます。 その時の見張りはLivaraとArmisでした。 Armisはこの時の襲撃かそれ以前かは定かではありませんが、Guiの下で看守の役割を強要されていたものと考えられます。 Guiの中で瞳の色や性別でランク付けがされていたようにも感じます。 とりわけ赤目の女性は虐げの対象になっているのでしょう。 しかし容姿が美しければ利用するという考えも映像から理解できます。 後にHannaはGuiに性関係を強要されます(ベッドシーン) この時、彼女の足には蠍の刺青が入れられたのだと解釈しました。 例えるならワンピースのアーロンがナミの肩に仲間の証となる刺青を掘ったようにです。 この時かどうかは定かではありませんが、冒頭で述べたように彼女はGuiによってKalmiaと命名されました。 そうした点を含めて看守の1人であるArmisはHannaを妬むようになります。 この日の夜はあらゆる野望が渦巻く一夜となります。 Hannaに妬みを抱くArmisは毒入りワインを彼女に手渡し殺害しようと企てます。 しかしそれに気づいたLivaraがHannaに耳打ちしそれを伝えます。 同時に毒を権力者たちに飲ませること、そして剣を渡すから毒を注いでGuiを殺害するようにも伝えたものと思われます。 剣を手にしたHannaは言われた通りに行動しGuiを剣で殺害します。 剣を手にして堂々とパーティー会場を歩けたのはすでに毒入りの酒が効力を発揮していたからだと考えられます(最初は眠気から?) ここまでが今作『キルマー』のストーリーであると筆者は考えます。 そして Guiを殺した罪で刑務所に送られ、そこでの生活を描いたのが前作 『紗痲』 なのだと思います。 映像の最後に囚人服の彼女が映るのと同時に名前が変わります。 それはこの時点で彼女がkalmiaとして生きていることを示唆しているのでしょう。 煮ル果実さんの1stアルバム「NOMAN」の曲順からも時系列を判断できると思いました。 2曲目に「キルマー」そして3曲目に「紗痲」となっています。 他にも映像から気づいた点があるのですが、それは歌詞考察をしながら話していきたいと思います。 『キルマー』の意味とは 筆者は 「Kalmia」を並び替えて「Kilmaa」としたのだと解釈しました。 この並び替えから 今作と前作を入れ替えて考えるという発想を聴き手に連想させたのではないかと解釈しました。 上記の解釈に加えて作品内では多くの殺害シーンが取り上げられるので 「kill」をイメージさせたかった可能性もあります。 『キルマー』歌詞の意味 少女の面影 かつて深窓の少女は無自覚モーション 痛い位に溢れた狂気を吸って 凄惨な修羅場で一糸も二糸も纏わず 熟れる 獲る 得る 煩悶 ここではHannaの過去と現在について語られています。 「かつて深窓の少女」とはどういう意味でしょうか。 「深窓」は 汚れを知らない状態、また大切にされたことを意味する用語です。 しかし 「かつて」と過去形になっています。 幸せな時期はほんの一瞬だったのでしょう。 幼少期からいじめが始まり、Guiに捉えられてからは 「修羅場」と表現されるように過酷な環境下に身を置くことになります。 「一糸も二糸も纏わず」とは 彼女が身を守るものが何一つない状態を、さらには 文字通り裸の状態を指しているのだと考えられます。 長い年、上記のような環境下に身を置いた彼女は 「煩悶(はんもん)」つまり 心を痛め苦しめました。 今作や前作のフラッシュバックからLivaraとされる人物も彼女のごく僅かな幸せだった時期、そして幼少期の辛さを目にしてきたのだと考えられます。 大人たちの餌食 下賎の面から遥々 韜晦 とうかい 外連 面被 備えた令嬢のvirgin 群衆は目をつけ矢鱈滅多ら 耽溺して選り択り抜く 先見の明は低迷だ 嘆願の甲斐なくhooligan 煽情が明滅 酩酊 奪って去って嗤う ここでは組織や権力者たちの目的や非道さについて綴られています。 彼らは 「下賤」つまり 下劣で汚い存在です。 権力を握る令嬢に至っても 「韜晦」つまり 立場を隠して汚いことを行ないます。 「外連」「面被」も類似した意味を持っています。 前述にも触れましたが、彼らは 「赤眼」や 「角」など珍しいものに目がないようです。 また組織は 容姿の美しい女性に性行為を強要したりオークションに出したりしているようです。 映像ではHannaのナンバーが「6」に見えましたが、前作のナンバーが 「9」となっており、今回も見方を逆にすれば 「9」であり共通点が生まれます。 彼女につけられたオークションナンバーなのかもしれません。 「hooligan」とは 「ならずもの」のことです。 ならずものには虐げられた人の嘆願など耳に入らないのです。 虐げらる人には 「先見の明は低迷」つまり 未来の予想すらつかないのでしょう。 破られた「境界線」 今が生涯 最の底辺だって憂いたくなるよな 都合良く天網なんか存在しないやって 判明したのよ 隷従 隷従 はいはいこれが運命だって 吐き捨てる分からず屋 そこに愛は無い 愛は無いと 喚いていた 破られたベルベットロープ 歌詞全体で筆者が特に注目したいフレーズが 「ベルベットロープ」です。 思うに煮ル果実さんはジャネット・ジャクソンの 『The Velvet Rope』を意識しているのだと推測しました。 彼女はベルベットロープを 「人の心の中にある境界線」としていました。 今作でも同様の意味でこのフレーズが用いられていると解釈しました。 この部分での歌詞ではHannaの感情が吐露されています。 彼女は今が人生における最低最悪の時期なのだと言い聞かせています。 そして隷従の立場で 「愛」は存在しないのだと確信します。 自分の中に愛の感情は入ってこないものとし、 自分と他者との間に「ベルベットロープ」つまり境界線を設けたのでしょう。 しかしそれが 「破られた」というのは興味深い表現です。 筆者が考えるにGuiと一夜を共にしたHannaは 不本意ながら「愛」を彼に抱いてしまったのかもしれません。 実の姉を殺し現在も酷く扱う人物に自身の境界線を破られてしまったと感じたのでしょう。 Guiも幾らかの愛をHannaに抱いたものと思われます。 なぜなら彼女がGuiにトドメを指すのを躊躇った点、そして殺される寸前に見せたGuiの表情からそれらを理解できます。 『キルマー』では「憎しみ」と同時に「愛」を表現していると解釈しました。 憎悪の種火 『熱が潰えるまで仕様がないから観ててやる』 このフレーズはGuiが述べたものと考えられます。 「熱」とはHannaが感じる 復讐の炎のことなのだと思います。 「潰える」とは 計画や企みがくずれてダメになることを意味しています。 ですから復讐の意志が完全になくなるまでGuiがいたぶることを示唆しているのでしょう。 このフレーズの 「死ぬ」という言葉が種火となりHannaの薄れゆく 復讐心を再点火することになります。 映像では 「die?」と彼女が返答すると同時に姉が殺害される光景がフラッシュバックしていました。 彼女の決心 断ち切るわベルベットロープ 戻らないベルベットロープ 最後にも「ベルベッドロープ」が用いられています。 こっちがタイトルなのではと錯覚してしまうほどです。 「断ち切る」「戻らない」といった表現からHannaの中にある境界線が さまざまな分野に対して用いられていることを理解できます。 Guiを殺害してからの流れから 「人を殺めてはいけない」という境界線を断ち切っています。 また 「誰かを愛せない」という境界線も断ち切ったことでしょう。 これは自分を守ってくれたLivaraに愛を幾らか感じたと思われるからです。 さらに 「戻らない」とは修羅場とも思える環境で自分がもうけた境界線は 意味をなさないという意味なのでしょう。 いずれにせよマフィアのボスと権力者たちを手に掛けてしまった彼女はあとには戻れないでしょう。。 まとめ いかがでしょうか。 Hannaの苦境の下で沸き起こったさまざまな感情を見ることができました。 憎しみの中で咲いた僅かな愛、それを奪うときの複雑な感情なども 『キルマー』 の歌詞から伝わってきたと思います。 前作の説明にもなってしまうのですが、登場人物の紹介で Livaraを女性とした点や前作で登場したclay poolと同一人物と考えた理由を最後に話したいと思います。 まず1つにどちらの作品でも Hannaの幼少期を知っておりフラッシュバックしている点が挙げられます。 また前作では 彼女と何度か接点があることを歌詞が暗示しているからです。 動画コメント欄には登場人物紹介にclay poolの名前が無いので今作には登場していないという見方があります。 確かにそうした見方もできるでしょう。 しかし筆者はLivaraが後に 名前を変えて刑務所に潜入したのだと解釈しました。 可能性は薄いのですが、次のような作品例もあります。 アレクサンドル・デュマ・ペールの小説『三銃士』を始めとする『ダルタニャン物語』に登場する架空の人物 「アラミス」も 世を忍ぶ仮の名前であり、作中では本人自身によって本名が明かされることはなかったとされています。 さらにアニメ三銃士では アラミスが男装して後に女性であることが発覚します。 この点は史実に基づいていませんが、発想はこうした点から来ているのかなと予想しました。 女性として考えた理由は、前作で 胸にさらし(包帯)を巻いて男性のように振る舞っていた点、脱走時には胸があった点を根拠にしています。 この過程に基づくと前作で 女性同士がキスしたことになります。 この点でも筆者はジャネット・ジャクソンに感化を受けたのではないかと予想しました。 彼女も作品の中で 同性愛をテーマにしていました。 ですから今作でLivaraは俄かにHannaへの愛を感じながらも抑制していたのでしょう。 しかし後にHanna(Kalmia)からキスされたときにはさらに彼女を意識することになったものと思われます。 かなり複雑に絡み合った作品でしたが、その奥深さと世界観は確かに多くの人たちを魅了するものでした。 まだまだ解明できていない点も多いと思います。 映像や歌詞から気づかれた点や個人的な考察をコメントしていただけたら幸いです。 煮ル果実さんの三部作目に期待し今後の活動にも注目していきたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました。 とても興味深く読ませていただきました!前作のクレイとアルミスが同一人物っぽいのは私もとても思ったのですが、今作との表情の違いでどうしても同じ人物に思えなくて…個人的にはアルミスの娘がクレイなのかな?と思いました。 アルミスはハンナが少女の頃から既に成人女性のようでしたが、紗痲のクレイはかなり若く見えました。 あと髪質?も違うのかなぁ、と。 でも最後の筆者様の「アルミス」という名前の考察を読んで「ああ、たしかに」とも思いました。 次回作で明らかになるのでしょうか…次回作は紗痲の後に続く話が来ると思います。 キルマーの最後カーミラの衣装がどんどん変わっていく場面で、脱獄後髪の少し伸びた黒コートの彼女がいましたので…長文大変失礼いたしました。 楽しく拝読させて頂きました。 ありがとうございます!•

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