意味 記憶 エピソード 記憶。 短期記憶と4つの長期記憶|エピソード記憶と意味記憶

短期記憶と4つの長期記憶|エピソード記憶と意味記憶

意味 記憶 エピソード 記憶

エピソード記憶とは宣言的記憶の一種です、と言われても何がなんだかさっぱりですね。 分かりやすい言葉で言うと、エピソード記憶は、人にその記憶を話す際物語のように話せる記憶のことを言います。 勉強などの技術を人に話す時などは、物語のように話すことはできませんね。 「昨日の夕方、買い物から帰ってきたら隣の大学生に会ったの。 何だか具合が悪そうにしていて、後でおかゆでも持って行ってあげようかと思ったわ」というものをエピソード記憶と言います。 エピソード記憶の特徴としてその時経験した時間、場所、そして自分が感じた感情などを記憶しているのです。 それをすらすらと物語のように話せるというものがエピソード記憶なのです。 自分が経験した出来事を話すということは誰でもしていることですね。 男性はエピソード記憶を話す、聞くということに関してあまり意欲的ではありません。 言ってしまえば、その時の出来事が自分のこれからに関係していない場合は興味を持つことがあまりできないのです。 男性は比較的経験や論理に基づいた話をします。 男性と女性でこのような差が出るのは、原始時代からの差だとも言われています。 男性は仲間と狩に出かけ、獲物を狩るというのが仕事でした。 女性は家庭を守り、周囲の女性とコミュニケーションをとりながら円滑に暮らしを進めていくのが仕事でした。 狩の際に必要なのは技術と経験、それに基づく判断力です。 よってエピソード記憶はあまり必要ないと言えます。 このことから、女性は男性より比較的エピソード記憶法をするのが得意なのではないかと言われています。 まず1つ目の記憶法は意味記憶です。 意味記憶は、勉強の知識や仕事の技術を覚えるのに最もよく使われる記憶法です。 鎌倉幕府が作られたのが1192年、飛行機の先駆けを作ったのがライト兄弟という知識全般を覚えるのに必要な記憶法が意味記憶なのです。 意味記憶はエピソード記憶と違い、その時覚えた時間や場所、自分が感じた感情を思い出すということがありませんし、きっかけがないとその記憶は引き出されることはありません。 意味記憶は、脳に刻み込む時に強烈なイベントがあるとエピソード記憶として刻み込まれることがあります。 「鎌倉幕府は1192年に作られたと習った時丁度お昼時で、お腹が鳴ってしまってクラスの皆に笑われてとても恥ずかしかった」という時はエピソード記憶になり、鎌倉幕府が開かれた年が1192年というのが脳に刻まれるのです。 短期記憶の意味と例 フラッシュバルブ記憶という言葉は聞き馴染みがない単語ですが、これもとても身近な記憶法なのです。 個人的に重大なイベント、世界的に重大な事故などが起きた日付や出来事を詳しく覚えているというものがフラッシュバルブ記憶です。 日本語では閃光記憶とも言い、写真を撮影する時にたかれるフラッシュのように強烈な記憶ということを意味する言葉として使われています。 例えば、好きな芸能人が亡くなった、逮捕された日や経緯を何年経った後も詳しく言えるというものがこれにあたるのです。 フラッシュバルブ記憶がなぜ長期的に保管されるのかというと、ニュースなどで連続してその出来事が報道されるからだと言われています。 プライミング記憶の意味と例 プライミング記憶も聞き馴染みがない言葉ですね。 プライミング記憶とは、前の事柄が後の事柄に影響するというものです。 そんなことを言われても、意味が分からないという人が大多数だと思います。 例えば、「コーヒー」「紅茶」「レモンティー」という単語を言われた後「ココ」と言われたら「ココアと続くのだろう」と予測しませんか?もしかしたら、「ココナッツ」や「こころ」などという言葉が続くかもしれませんよね。 なのに「ココア」だと確信してしまうのは、その前に言われた単語が全て飲み物だったからです。 これは無意識に機能するもので、状況判断などに役立つ記憶法です。 飲み物の名前を羅列されたのだから「ココ」ときたら「ココア」だと思うのは当たり前のことなのです。 これがプライミング記憶というのですね。 関連記事として、香りによって記憶が蘇るプルースト効果の意味を調査した記事を紹介します。

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エピソード記憶の重み|keigo|note

意味 記憶 エピソード 記憶

エピソード記憶とは、「個人が経験した出来事に関する記憶」で、例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたかというような記憶に相当する。 エピソード記憶は、その出来事の内容 「何」を経験したか に加えて、出来事を経験したときのさまざまな付随情報(周囲の環境すなわち時間・空間的文脈、あるいはそのときの自己の身体的・心理的状態など)と共に記憶されていることが重要な特徴である。 臨床的枠組みにおいて、「記憶」という用語はエピソード記憶を指して用いられることが多く、記憶障害という場合は、通常エピソード記憶の障害を指している。 長期記憶の内容による区分の中での位置づけ 一般的にの内容による区分として、 とも呼ばれる と とも呼ばれる があり、エピソード記憶はとともに陳述記憶に分類される。 エピソード記憶と意味記憶の大きな違いは、前者が単一の経験により成立し経験した文脈との連合が保たれているのに対し、後者は通常同じような経験の繰り返しにより形成され経験した文脈情報との連合が消失することにある。 エピソード記憶の記銘と想起 個人が経験したある出来事に関する記憶表象は、ある一定の時間の範囲の中で、局所的な要素(群)の、周囲の環境についての記憶痕跡、それらの間の連合に関する記憶痕跡から形成される。 局所的な要素(群)は、徐々に変化する情景(を含む生物、無生物、それらの位置関係など)の連続物として、さまざまな様式をとおして経験される。 さらに局所的な要素(群)からの感覚情報の多くは個人の意味記憶を介して自動的に解釈される場合もあるだろう。 したがって、局所的な要素(群)に関する記憶痕跡はさまざまな異なる種類の情報を含む(視覚・聴覚などの感覚情報、自己と外界対象との空間的情報、自動的に解釈された意味情報など)。 さらに、出来事を経験している自己の身体的・心理的状態も記銘されるであろう。 周囲の環境に関する記憶痕跡はこれらの局所的な要素(群)の記憶痕跡と連合し、まとまりのある出来事に関する記憶表象を形成するのに必要となる(前述のように、文脈情報の想起はエピソード記憶の想起の最も重要な特徴である)。 エピソード記憶のは、想起手がかりと貯蔵された記憶痕跡との相互作用からなる。 この過程をとおして、局所的な要素(群)と周囲の環境についての記憶痕跡が再連合(心理的再構成)を起こし、まとまりのある出来事として意識上に想起される。 エピソード記憶がよく想起されるかどうかは、記銘時の局所的な要素(群)と周囲の環境についての記憶痕跡の連合の強度(あるいは連合の多さ)に依存するだろう (例:処理レベルの深さ、経験した時の情動)。 また、記銘時の認知過程がどの程度想起時の認知過程において繰り返されるかによる (例:文脈依存記憶、状態依存記憶)。 神経基盤 エピソード記憶の神経基盤についてはの報告 以降、多くの症例研究がなされ、 と がエピソード記憶に重要な領域であることが確立された。 エピソード記憶のみが障害され、他の記憶 意味記憶、、など や高次脳機能に障害がない患者はと呼ばれる。 健忘症候群の病巣としては、内側側頭葉の他に脳 および 、などが報告されてきた。 それ以外にも、 の損傷でも健忘を呈した症例が報告されている。 患者を対象とした研究から、エピソード記憶の記銘および想起過程の両方で、内側側頭葉および間脳の関与が示唆されており、が想起過程に関与することが報告されている。 脳機能イメージング研究においても内側側頭葉がエピソード記憶の記銘および想起過程の両方に関与することが報告されており、基底部が想起過程に関与することが報告されている。 ( 編集部コメント:この文章と前の段落に若干の重複が認められます。 ) の損傷では典型的な健忘症候群(重篤なエピソード記憶の選択的障害)は生じない。 ただし、エピソード記憶とまったく関連がないわけではなく、前頭前野の損傷後には、記銘時の方略適応、想起時の適切な探索のガイド、想起された局所的な要素(群)を適切な周囲の環境についての記憶痕跡への結び付けなどの方略的側面が障害される。 具体的には、再認に比べて不釣り合いな再生の障害、項目の時間的順序の記憶障害、メタ記憶障害、などが報告されている。 また、においても作業記憶やのみならず、エピソード記憶を含むさまざまな課題条件のもとで前頭前野の活動がみられるが、どのような心理過程と関連した活動なのかを特定するのは困難な場合も多い。 関連項目• 参考文献• 1996. Structure and function of declarative and nondeclarative memory systems. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 93 24 , 13515-22. [] [] [] []• Tulving E. Episodic and semantic memory. In: Tulving E, Donaldson W, editors. Organization of memory. New York, Academic Press 1972. 381-403. Elements of Episodic Memory. New York, Oxford University Press 1983. 2001. Theories of episodic memory. Philosophical transactions of the Royal Society of London. Series B, Biological sciences, 356 1413 , 1395-408. [] [] [] []• Episodic memory. In: Binder MC, Hirokawa N, Windhorst U eds : The Encyclopedia of Neuroscience, vol 1. Springer, NewYork, 2009, pp. 1139-1142. Memory systems of 1999. In: Tulving E, Craik FIM, editors. The Oxford handbook of memory. New York: Oxford University Press; 2000. 627-643. Craik, FIM, Lockhart, RS. Levels of processing: a framework for memory research. Verb. Learn. Verb. Behav. 1972; 11: 671-684. LaBar, K. 2006. Cognitive neuroscience of emotional memory. Nature reviews. Neuroscience, 7 1 , 54-64. [] [] []• Morris DC, Bransford JD, Franks JJ. Levels of processing versus transfer appropriate processing. Journal of Verbal Learning and Verbal Behavior 1977; 16: 519-533. SCOVILLE, W. 1957. Loss of recent memory after bilateral hippocampal lesions. Journal of neurology, neurosurgery, and psychiatry, 20 1 , 11-21. [] [] [] []• Fujii T, Moscovitch M, Nadel L. Memory consolidation, retrograde amnesia, and the temporal lobe. In: Handbook of Neuropsychology, 2nd ed. Vol. Memory and its disorders. eds Boller F, Grafman J, Cermak LS. Elsevier, Amsterdam, 2000, pp. 223-250. Van der Werf, Y. , Scheltens, P. , Lindeboom, J. , Witter, M. , Uylings, H. 2003. Deficits of memory, executive functioning and attention following infarction in the thalamus; a study of 22 cases with localised lesions. Neuropsychologia, 41 10 , 1330-44. [] [] []• Fujii T. The basal forebrain and episodic memory. In: Handbook of Behavioral Neuroscience, Vol. Handbook of Episodic Memory. eds Dere E, Easton A, Nadel L, Huston JP. Elsevier, The Netherlands, 2008, pp. 343-362. SWEET, W. , TALLAND, G. 1959. Loss of recent memory following section of fornix. Transactions of the American Neurological Association, 84, 76-82. [] []• Valenstein, E. , Bowers, D. , Verfaellie, M. , Heilman, K. , Day, A. 1987. Retrosplenial amnesia. Brain : a journal of neurology, 110 Pt 6 , 1631-46. [] [] []• Moscovitch M, Winocur G. The frontal cortex and working with memory. In: Stuss DT, Knight RT, editors. Principle of Frontal Lobe Function. Oxford, Oxford University Press; 2002. 188-209. Cabeza, R. 2000. Imaging cognition II: An empirical review of 275 PET and fMRI studies. Journal of cognitive neuroscience, 12 1 , 1-47. [] [].

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手続き記憶とは何か・記憶の種類|意味記憶/エピソード記憶

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エピソード記憶とは宣言的記憶の一種です、と言われても何がなんだかさっぱりですね。 分かりやすい言葉で言うと、エピソード記憶は、人にその記憶を話す際物語のように話せる記憶のことを言います。 勉強などの技術を人に話す時などは、物語のように話すことはできませんね。 「昨日の夕方、買い物から帰ってきたら隣の大学生に会ったの。 何だか具合が悪そうにしていて、後でおかゆでも持って行ってあげようかと思ったわ」というものをエピソード記憶と言います。 エピソード記憶の特徴としてその時経験した時間、場所、そして自分が感じた感情などを記憶しているのです。 それをすらすらと物語のように話せるというものがエピソード記憶なのです。 自分が経験した出来事を話すということは誰でもしていることですね。 男性はエピソード記憶を話す、聞くということに関してあまり意欲的ではありません。 言ってしまえば、その時の出来事が自分のこれからに関係していない場合は興味を持つことがあまりできないのです。 男性は比較的経験や論理に基づいた話をします。 男性と女性でこのような差が出るのは、原始時代からの差だとも言われています。 男性は仲間と狩に出かけ、獲物を狩るというのが仕事でした。 女性は家庭を守り、周囲の女性とコミュニケーションをとりながら円滑に暮らしを進めていくのが仕事でした。 狩の際に必要なのは技術と経験、それに基づく判断力です。 よってエピソード記憶はあまり必要ないと言えます。 このことから、女性は男性より比較的エピソード記憶法をするのが得意なのではないかと言われています。 まず1つ目の記憶法は意味記憶です。 意味記憶は、勉強の知識や仕事の技術を覚えるのに最もよく使われる記憶法です。 鎌倉幕府が作られたのが1192年、飛行機の先駆けを作ったのがライト兄弟という知識全般を覚えるのに必要な記憶法が意味記憶なのです。 意味記憶はエピソード記憶と違い、その時覚えた時間や場所、自分が感じた感情を思い出すということがありませんし、きっかけがないとその記憶は引き出されることはありません。 意味記憶は、脳に刻み込む時に強烈なイベントがあるとエピソード記憶として刻み込まれることがあります。 「鎌倉幕府は1192年に作られたと習った時丁度お昼時で、お腹が鳴ってしまってクラスの皆に笑われてとても恥ずかしかった」という時はエピソード記憶になり、鎌倉幕府が開かれた年が1192年というのが脳に刻まれるのです。 短期記憶の意味と例 フラッシュバルブ記憶という言葉は聞き馴染みがない単語ですが、これもとても身近な記憶法なのです。 個人的に重大なイベント、世界的に重大な事故などが起きた日付や出来事を詳しく覚えているというものがフラッシュバルブ記憶です。 日本語では閃光記憶とも言い、写真を撮影する時にたかれるフラッシュのように強烈な記憶ということを意味する言葉として使われています。 例えば、好きな芸能人が亡くなった、逮捕された日や経緯を何年経った後も詳しく言えるというものがこれにあたるのです。 フラッシュバルブ記憶がなぜ長期的に保管されるのかというと、ニュースなどで連続してその出来事が報道されるからだと言われています。 プライミング記憶の意味と例 プライミング記憶も聞き馴染みがない言葉ですね。 プライミング記憶とは、前の事柄が後の事柄に影響するというものです。 そんなことを言われても、意味が分からないという人が大多数だと思います。 例えば、「コーヒー」「紅茶」「レモンティー」という単語を言われた後「ココ」と言われたら「ココアと続くのだろう」と予測しませんか?もしかしたら、「ココナッツ」や「こころ」などという言葉が続くかもしれませんよね。 なのに「ココア」だと確信してしまうのは、その前に言われた単語が全て飲み物だったからです。 これは無意識に機能するもので、状況判断などに役立つ記憶法です。 飲み物の名前を羅列されたのだから「ココ」ときたら「ココア」だと思うのは当たり前のことなのです。 これがプライミング記憶というのですね。 関連記事として、香りによって記憶が蘇るプルースト効果の意味を調査した記事を紹介します。

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